最近知った事のまとめ

すぐに忘れてしまうので

最近の世界の景気はどうなっているのか?(日銀資料から)

2013年3月11日の日銀の資料によれば、
欧州:下げ止まりそうだけど消費が弱いし、ユーロ安じゃなくなってきたらやっぱり低迷続くかも
アメリカ:国の財政やばいけど個人消費と住宅がマシになってきたかも
中国:欧州向けはしょぼいけど国内消費堅調、なんとか8%台成長いけそう
日本:外国に比べて回復は遅いけど何とか下げ止まるか、という感じ。インフレ率2%は大変高いけど、デフレ脱却に本腰入れる
欧州の問題については、
昨年後半に入り、欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の問題の生じた国の国債を買い支える「国債買入スキーム(OMTs:Outright Monetary Transactions)」を導入
「欧州安定メカニズム(ESM:European Stability Mechanism)」が稼働
→危機回避の体制整備が進むもとでひところに比べ落ち着きを見せている、ということのようです。
でも自動車をはじめ消費はちっともよくなっていないし、むしろ減速中。。いままでユーロ安だったわけですし
それでも下げ止まりと言う背景は、経済は「マインド」が重要なのでマインドの改善は大きな契機になるんでしょうか。
いくらなんでも何かがずっと恒常的に悪い、ということはないのでいつかは必ず反転するわけです。
という期待を世界中が引きずってきているのも事実ですが。
IMFの世界経済の見通しも、2012年を底に、2013、2014年と回復を見込んでいるそうです。
バブルははじけてからそれがバブルだったということに気がつくものだけど
不況を脱する時はどうなんでしょう。
何より不況じゃなくなったと感じる時は、給料が上がった時だと思います。
しかし、これについては絶対に皆が一緒というわけではありません。
給料は物価が上がってきてから生活をなんとかするために上げる場合が多いし
大きく業績が伸びる産業とそうでないものもあります。
さらに職種やポジション等の個人的な要因も大きいですね。
したがって、好景気を全員が感じられるようになるのは結構難しいでしょう。
DODA